第2回 北区こどもプログラミングコンテスト結果発表

2020年1月26日(日)、北とぴあ飛鳥ホールで、第2回 北区こどもプログラミングコンテスト作品展示会をおこないました。 北区教育委員会とNPO法人プログラミング教育研究所の共催です。
「ゆめをかたちにしよう」をテーマに、プログラミング作品を区内の小中学生から募集。応募84作品の中から40作品を展示し、優秀作品15作品の表彰を行いました。
当日の来場者は 617 名。予想を上回る大盛況でした。

最優秀賞・金メダル
No.184 『みはり鬼(き)』
石田 優海 (小3)

2つのセンサーで人のたかさを見て、小さいこどもが通ったときだけ鬼がおこって、こどもをこわがらせます。背の高い人が通ってもLEDにハートマークが出るだけで何もしません。


審査員コメント:◆お母さん思い、弟さん思いの優しさが作品にあふれています。反応を4つのパターンに分けたところに工夫を感じます。◆今困っていることを、プログラミングで解決しようとする視点が素晴らしいです。◆小さい弟が2階に一人で上がらないようにというお母さんの困ったを解決するという点と、駅の改札のように身長をセンサーで判定する点、鬼が怒ったぞと動く点、ネーミングも鬼がみはっていることがよくわかり、工夫されていて、実用的でよいです。◆過程の課題に見事にこたえようと工夫して、コードも適切に書かれており、なにより実践して思い通りにいかなかった結果も良い。この発想ややり方で他の家の課題にもチャレンジしてほしい。◆センサーの使い方がうまいと思います。


副賞:スマートウォッチ、マイクロビット、文房具セット、図書カード、INIAD東洋大赤羽台キャンパス見学

区長特別賞・銀メダル
No.132 『勇者の剣と勇者の盾』
石川 真緒 (小4)

私は妹と剣道を習っているので、二人でダンボールや新聞紙をまるめて、勇者ごっこをして遊びます。なので、マイクロビットを使って勇者の剣と勇者の盾を作ったら、二人で楽しく遊べると思って作ろうと思いました。


審査員コメント:◆つくりたいものがあって、それを実現するまでの思いがよく伝わってきます。仕上がりもとてもきれいですね。◆学んだ事を応用するという姿勢が素晴らしい。工作もきれいに仕上がっています。◆剣と盾の工作が丁寧でよいと思います。剣の振りに合わせて盾の針がくるくる回るのは楽しそうですね。◆自分で作りたいと思ったものを、最後まであきらめずにわからないところは家族の協力を得て作った点、剣を振ることによって音を出したところ、妹さんと剣道を習っているので勇者ごっこ用に作った点がよいと思いました。◆思ったものがみんなで作れると楽しいですよね。子供がリーダーとなって家族一丸となって作り上げるものづくりの楽しさが伝わってきました


副賞:スマートウォッチ、マイクロビット、文房具セット、図書カード、INIAD東洋大赤羽台キャンパス見学

優秀賞
No.104 『マイクロビット ビー玉コロコロ立体迷路』
村上 雄飛(中3)

マイクロビット2個と、3個のサーボモーター、あとは家にある材料を使い、コントローラーで操作し迷路を傾かせて、ビー玉を転がしながらゴールを目指す立体迷路を作りました。


審査員コメント:◆発想も素晴らしいし、マイクロビットやサーボモーターの特性を最大限に生かした作品です。このアイデアは他にも活かせそうです。◆工作も丁寧で、高いレベルで完成された作品であると感じました◆加速度センサーを使って、糸を張って迷路を傾けさせるところが面白いと思いました。◆迷路の工作も丁寧で,完成度の高い作品だと思います。平面の傾きはモーター3つで制御できるので, 四角形の迷路にも挑戦してもらえたらと思います。◆丁寧に作られたモーションプラットフォームですね。ちょうど手のひらの上で転がしているかのような応答性を出せるか挑戦してみてください。


副賞:マイクロビット、文房具セット、図書カード、INIAD東洋大赤羽台キャンパス見学

優秀賞
No.117 『ガンマンゲーム』
秋吉 映汰(小5)

マイクロビットでランダムに光る縦3列の光を一番左から打ち抜くゲームです。


審査員コメント:◆結果によって流れる文字が変わったり、速さを変えたり工夫しています。隠しコマンドも楽しいですね。◆シンプルですが、ルールがしっかりとしています◆シンプルなゲームだと思いますが,しっかり作れていて,難しかったです。◆ボタンを押してシュートする、ランダムな光やボタンを押すと早さが変わるなど、工夫されています。なかなかGREATが出ませんでした。◆狙いはシンプルでおもしろい。ただ各ボタンの処理に時間がかかり表示に重なりが生まれるなどバグも多い。もう少し整理して考えるとよりシンプルなコードになるはずです。


副賞:マイクロビット、文房具セット、図書カード、INIAD東洋大赤羽台キャンパス見学

優秀賞
No.186 『モグラたたきゲーム』
千木良 菫(小4)

表示された数字のモグラをピコピコハンマーで早くたたくゲームです。 5回全部成功するとスペシャルメッセージが出るので、 がんばってちょうせんしてください。


審査員コメント:◆実際に遊べるところがいいですね。◯☓やメッセージが出るところがよく工夫されています。◆工作のレベルが高い◆家にあったものを使ってゲーム土台を作り、モグラも表情がかわいいです。クリップを使って、ハンマーでたたくと電気が流れる点、成功すると〇、失敗したり時間オーバーだと×、成績によってメッセージが出てくるという点が工夫されています。反射神経チェックをトライしたくなりました。◆難易度が選択できるともっと楽しいものになると思います。◆変数の使い方を理解して作っていることがわかりました。きっとエラー処理などの対応も経験したのでは?と思いました。


副賞:マイクロビット、文房具セット、図書カード、INIAD東洋大赤羽台キャンパス見学

審査委員賞

せつめいがぞう

No.179 『めざせにしんすうマスター』

松岡 弓弦(小4)

下に出てくるボタンでにしんすうを入力して決定!を押して敵を倒してね!一人倒すと1点追加されるよ。高得点を目指してね。

もっとみる

せつめいがぞう

No.193 『じゃんけんマシン』

中村 果夢(小5)

マイクロビットの無線でじゃんけんをします。 グー・チョキ・パーを決めると、相手の出した手を調べてかち・まけ・あいこが決まります。

もっとみる

せつめいがぞう

No.181 『scratchキャラde大乱闘!! 』

本田 弘徽(小5)

scratchキャラを使い、二人で戦うゲームです。

もっとみる

せつめいがぞう

No.187 『楽しいたくさんゲットしようゲーム』

荻野 晴大(小5)

1:ベルを押します。 2:枠の中からすきなものを選びます 3:マウスを動かしながら同じものをとっていきます 4:てんすうが高いほうがいいです

もっとみる

せつめいがぞう

No.180 『サングラスモンスター』

鈴木 一颯(小2)

まぶしいときに声を出してサングラスをかけるモンスター。 まぶしくなくなるとサングラスをはずす。

もっとみる

せつめいがぞう

No.159 『怪盗にゃんこ ~ひみつのダイヤを盗め~』

高森 大我(小3)

怪盗にゃんこが主人公のゲーム。 ネコをそうさして、赤外線センサーをうまくよけ、ダイヤを盗むゲームです。

もっとみる

せつめいがぞう

No.141 『しんかしためざまし時計』

服部 寿哉(小2)

ゲームがおわらないと、めざましの音がとまらないめざまし時計です。

もっとみる

せつめいがぞう

No.149 『光と音』

藪 楓(小4)

光と音の映像作品をお楽しみください。

もっとみる

副賞:文房具セット、図書カード、INIAD東洋大赤羽台キャンパス見学

オーディエンス賞

せつめいがぞう

No.151 『スマートドア』

鈴木朱莉(小1)

おへやのドアをあけっぱなしにしたら、おとがなる

もっとみる

せつめいがぞう

No.132 『勇者の剣と勇者の盾』

石川真緒(小4)

私は妹と剣道を習っているので、二人でダンボールや新聞紙をまるめて、勇者ごっこをして遊びます。なので、マイクロビットを使って勇者の剣と勇者の盾を作ったら、二人で楽しく遊べると思って作ろうと思いました。

もっとみる

せつめいがぞう

No.111 『ぼくのまち たんけん』

石井唯翔(小1)

小さなロボットOzbotが、ぼくのすんでいるまちのちずのうえを、めいれいどおりにはしります。

もっとみる

副賞:マイクロビット、図書カード

同時開催イベントの様子

展示会では、作品展示と共に以下のイベントを開催しました。

プログラミング教室体験
「スクラッチを体験しよう!」と題し、各回14名30分間、計3回のプログラミング教室体験を実施しました。 参加希望者が想定を大きく上回り、プログラミング教育への関心の高さを実感しました。

ちびっこコーナー
ちびっこコーナーでは、低学年の子どもが楽しめるスペースとして、「コード・A・ピラー(イモムシ型ロボット)」体験と、北区公立小学校の教材として配布される絵本「ルビィのぼうけん」の閲覧コーナーを設置しました。

ロボットプログラミング体験
ロボットプログラミング体験コーナーでは、北区公立小学校の授業で使われる予定のロボット教材「True True」と「Ozobot」を自由に体験できるスペースを、12名分用意しました。

プログラミングクイズ大会
来場した小中学生全員が参加できるプログラミング クイズ大会を、計3回実施しました。プログラミングやICTに関する知識を問うクイズです。全問正解者には景品も配布し、好評でした。

北区政策提案協働事業
第2回 北区こども プログラミング コンテスト

開催概要

北区の小中学生を対象に、プログラミングを学ぶきっかけ作りや学んだ成果の発表の場として、北区こどもプログラミングコンテストを開催します。

主催

北区教育委員会
NPO法人プログラミング教育研究所

審査委員

東洋大学、女子栄養大学、東京成徳大学、お茶の水女子大学、北区教育委員会

協賛・賞品提供

日本マイクロソフト株式会社、パーソルテクノロジースタッフ株式会社、株式会社なとり、日本ノーベル株式会社

後援

未来の学びコンソーシアム、東京商工会議所北支部、社会福祉法人北区社会福祉協議会

日程

作品募集:2019年10月1日(火)~ 11月15日(金)
事前審査:11月16日~12月11日(事務局による事前審査)
一次審査:12月12日(審査委員による審査)
作品展示会:2020年1月26日(日)(優秀作品の展示と表彰、参加型の楽しいイベントを行います)

作品展示会

応募作品の中から、優秀作品の展示を行い、各賞の表彰を行います。
プログラミング教室体験やミニゲームなど、楽しいイベントもたくさん。
入場無料・どなたでもご参加いただけます。

開催日時

2020年1月26日(日)午後1時より

会場

北とぴあ(王子駅前)飛鳥ホール

参加費

無料

内容

1. 作品展示(13:00 - 17:00)
2. プログラミング教室体験(13:00、14:00、15:00)
3. ロボット プログラミング体験(13:00 - 17:00)
4. プログラミング クイズ大会(13:30、14:30、15:30)
5. 優秀作品の表彰式(16:00 - 16:30)

特別審査委員

坂村 健 INIAD 東洋大学情報連携学部 学部長
東京大学名誉教授。工学博士。ユビキタス・コンピューティング、IoT(Internet of Things)の先駆けとなる TRON アーキテクチャを提唱。TRON OSは、オープンな組み込みリアルタイムOSとして世界中で多数使われている。 2003 年 紫綬褒章受賞。2017年4月より北区赤羽台に開設された INIAD 東洋大学情報連携学部 学部長。

審査委員

藤倉 純子 女子栄養大学 栄養学部 教授
栄養学分野へのICTの活用を目指し、ツールの開発(Web版)やテレビ会議システムやSkypeを活用した遠隔交流型食育授業の実践などの研究活動を展開しています。日々、新しい技術に挑戦!です。

石川 正敏 東京成徳大学 経営学部 准教授
専門は、情報システム、データベース、教育工学です。 最近は、ICTを活用した語学学習の支援やフィールドワークの支援に関する研究を行っています。

大﨑 章弘 お茶の水女子大学 特任講師/科学コミュニケーター
早稲田大学理工学術院機械工学科の助手としてヒューマンインタフェースに関する研究教育活動に従事した後、日本科学未来館の科学コミュニケーターとして活躍。ASIMOリーダー、実験工房リーダー他、主にロボット分野の展示企画・実施を担当。2016年4月より現職。工学を背景として理科教育を支援する教材の研究開発を行う。

野間 俊彦 前北区立赤羽台西小学校長
北区教育委員会の研究指定校で、教育現場でのICTの活用やアクティブ・ラーニングを通した主体的な学びの研究と実践を主導。IT教育の第一人者。『Q&Aで語る情報モラル教育の基礎基本』など著書多数。

コンテスト作品募集について

本年度の作品募集は終了しました。

募集内容

プログラムや、プログラミングを使用した作品、あるいはプログラミングを題材にした作品。
※プログラミングの言語やツールなどは問いません。プログラミングをテーマにした感想文などもOKです。

応募資格

北区在住・在学・あるいは北区在所の団体に所属する小中学生
※応募はひとり1作品とします。
※団体や複数人の場合は、代表者がご応募ください。賞品は1名分のみとなる場合があります。

審査基準

創意工夫

作品展示会

優秀な作品は、作品展示会へ作品を展示していただきます。

各賞・副賞

優秀賞には豪華な副賞をご用意しています。
作品を応募して作品展示会に参加したひとのなかから、100名に努力賞として図書カード500円分を進呈します。

応募方法の概要

ホームページ HTTP://J-CODE.ORG にアカウントを作成して、オンラインで応募ください。

※工作物などを見て審査ができませんので、画像、動画、説明文などを工夫して応募し、作品をアピールしてください。
※1次審査を通過した方は、工作物やプログラム実行環境などの提出をお願いします。
※優秀作品候補に選ばれた方は、追加で個人情報をお伺いさせていただきます。

くわしくは コンテスト応募手順 をご覧ください。

応募さくひんの見本

コンテストに応募した作品は、このようなイメージとなります。(第1回コンテストの最優秀作品)

応募さくひんの見本をみる

コンテスト応募手順

保護者による会員登録

会員登録には、保護者のかたのご協力が必要です。
まず、 会員ページ から、「会員登録・パスワード発行」を選んで、保護者の会員登録をしてください。
そのあとで、 会員ページ にサインインし、「子どもの会員カードを追加する」か、「子どもを新規登録する」かのどちらかで、お子さまの会員登録をします。

会員ページ

※ 会員登録は、プログラミング教室の申し込みに使ったものと同じです。

さくひんの登録

さくひんの登録とコンテストへの応募は、応募者(お子さま)が行います。

会員ページにサインイン して、 さくひんページ 「あたらしい さくひんをつくる」をえらびます。

あたらしい さくひんをつくる

説明の追加とコンテスト応募

さくひんの登録とコンテストへの応募は、応募者(お子さま)が行います。

そのあとに じぶんの さくひん ページで ボタンを押し、せつめい文、がぞう、どうが をくわえます。

さいごにボタンで、コンテストに応募します。

※この動画では、コードドットオルグ コース1のプレイラボで作ったゲームをさくひん登録して、コンテストに応募するまでの手順を説明しています。

保護者による応募の確認

保護者宛にメールがとどきますので、応募を確認してください。

作品登録の注意

審査では、いかの項目が大切になります。 いかの項目以外に伝えたいことがあれば、自由に追加で記載してください。

審査対象項目

カテゴリー(コードドットオルグ、マイクロビット、スクラッチ、その他)

カテゴリーは、事務局の判断により適宜変更させて頂きます。

さくひんの なまえ

1行の日本語で作品を紹介してください。外国語や記号など、読みにくい名前は避けてください

みじかい せつめい

作品を短く2行~4行程度で紹介してください。

ながい せつめい - どんな さくひんか

作品の動かし方や作品の長さなど、はじめて作品を見る人向けに、作品の見方を説明してください。
ゲームの場合は、操作方法、主人公は誰か、ゲームの目的、どうなったら終わるのか、などの説明をお願いします。

ながい せつめい - つくりかた

どのように作ったか、どのような材料や部品をつかったか等、説明してください。

ながい せつめい - くふうしたところ

くふうしたところ、とくにがんばったところ、など、アピールしてください。

ながい せつめい - てつだってもらった ところ

大人が手伝った部分や、市販のキットを用いた部分、書籍やお手本などで参考にしたものがあれば、合わせて記載してください。
団体や複数人で作成した作品の場合は、メンバーの人数や学年を記載してください。(個人情報は記載しない事)

記入例は、以下のPDFをみてください。

記入例をみる

さくひんのURL

コード ドット オルグやスクラッチで作った作品、マイクロビットのプログラムなど、ブラウザで見ることができる作品やプログラムは、かならずURLを登録します。登録後に問題なくURLがひらけるか確認してください。重要な審査対象となります。

さくひんの がぞう

どんな作品かがわかる紹介画像を登録します。 画像の登録は必須ではありませんが、作品の良さを伝えるものとして、審査の対象となります。 ※登録時に、自動的に解像度を低く調整しますのでご了承ください。

ユーチューブ動画のURL

どんな作品かがわかる紹介動画をユーチューブに登録し、ユーチューブの動画URLを登録します。 動画の登録は必須ではありませんが、作品の良さを伝えるものとして、審査の対象となります。 なお、動画は1分30秒以内とします。1分30秒以上の動画は、最初の1分30秒のみ審査対象です。

※ユーチューブ以外の動画は登録できませんので、ご了承ください。

ニックネームと学年

ニックネームと学年も忘れずに記載してください。

著作権と注意事項

応募作品の著作権は、応募者に帰属します。ただし主催者は、応募作品を審査結果の発表や北区政策提案協働事業の宣伝などのために、無償で上映、放送、複製、印刷、展示、編集、主催者ホームページでの使用やソーシャルメディアへの投稿ができることとします。

応募作品は、第三者の著作権などを侵害しないよう注意してください。仮に第三者から著作権、著作隣接権、権利侵害、損害賠償等の主張がなされたとしても、応募者が自らの責任で対処することとし、主催者は一切の責任を負いません。

※応募者が作品を応募した時点で、本注意事項に同意したものとします。